X社の地域別売上高の推移(対前年比成長率)の表が与えられている。 北陸における2020年度と2019年度の売上高の差が2,000万円だったとすると、2018年度の売上高はおよそいくらかを求める。

応用数学売上高成長率計算応用問題
2025/5/21

1. 問題の内容

X社の地域別売上高の推移(対前年比成長率)の表が与えられている。
北陸における2020年度と2019年度の売上高の差が2,000万円だったとすると、2018年度の売上高はおよそいくらかを求める。

2. 解き方の手順

2019年度の売上高をS2019S_{2019}、2020年度の売上高をS2020S_{2020}、2018年度の売上高をS2018S_{2018}とする。
問題文より、S2020S2019=2000S_{2020} - S_{2019} = 2000万円である。
表から、北陸における2019年度の売上高成長率は21.0%、2020年度の売上高成長率は-10.0%である。
つまり、以下の関係式が成り立つ。
S2019=S2018(1+0.068)S_{2019} = S_{2018} (1 + 0.068)
S2020=S2019(10.100)S_{2020} = S_{2019} (1 - 0.100)
S2020=S2019(10.100)S_{2020} = S_{2019} (1 - 0.100)
S2020=0.9S2019S_{2020} = 0.9 S_{2019}
S2019S2020=S20190.9S2019=0.1S2019S_{2019} - S_{2020} = S_{2019} - 0.9 S_{2019} = 0.1 S_{2019}
問題文より、S2019S2020=2000S_{2019} - S_{2020} = 2000万円なので、
0.1S2019=20000.1 S_{2019} = 2000万円
S2019=20000S_{2019} = 20000万円
S2019=S2018(1+0.068)S_{2019} = S_{2018} (1 + 0.068)
20000=1.068S201820000 = 1.068 S_{2018}
S2018=200001.06818726.59S_{2018} = \frac{20000}{1.068} \approx 18726.59万円
最も近い選択肢は、18,370万円である。

3. 最終的な答え

18,370万円

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