1. 問題の内容
与えられた選択肢の中から、集合ではないものを選択する問題です。集合とは、範囲が明確な集団のことです。
2. 解き方の手順
* 選択肢1: 「ある野球部で、背の高い部員の集まり」。「背が高い」の基準が曖昧なので、集合を構成できません。
* 選択肢2: 「ある高校で、自転車通学している生徒の集まり」。自転車通学している生徒は明確に定義できるので、集合を構成できます。
* 選択肢3: 「1から10までの整数で、約数が6個ある数の集まり」。1から10までの各整数について約数の個数を調べます。
* 1の約数の個数: 1個
* 2の約数の個数: 2個
* 3の約数の個数: 2個
* 4の約数の個数: 3個
* 5の約数の個数: 2個
* 6の約数の個数: 4個
* 7の約数の個数: 2個
* 8の約数の個数: 4個
* 9の約数の個数: 3個
* 10の約数の個数: 4個
したがって、1から10までの整数の中に約数が6個ある数は存在しません。この集合は空集合ですが、空集合も集合なので、集合を構成できます。
したがって、集合を構成できないのは選択肢1です。
3. 最終的な答え
ある野球部で、背の高い部員の集まり