ある高校の1年生30人を対象に実施した英語、国語、数学のテストの得点を箱ひげ図で表したものです。 (1) 3科目の中で、ばらつきが最も大きいといえるのはどの科目か、理由も含めて答えてください。 (2) 国語において、60点以下の生徒は最大で何人いる可能性があるか、また、最小で何人いる可能性があるか答えてください。
2025/5/22
1. 問題の内容
ある高校の1年生30人を対象に実施した英語、国語、数学のテストの得点を箱ひげ図で表したものです。
(1) 3科目の中で、ばらつきが最も大きいといえるのはどの科目か、理由も含めて答えてください。
(2) 国語において、60点以下の生徒は最大で何人いる可能性があるか、また、最小で何人いる可能性があるか答えてください。
2. 解き方の手順
(1) 箱ひげ図のばらつきを見る場合、四分位範囲(箱の長さ)と範囲(最大値-最小値)を見ます。四分位範囲が大きいほど、データのばらつきが大きいといえます。また、範囲が大きい場合も同様です。
英語:四分位範囲は約点、範囲は約点
国語:四分位範囲は約点、範囲は約点
数学:四分位範囲は約点、範囲は約点
したがって、国語が四分位範囲が最も大きく、範囲も大きいことから、ばらつきが最も大きい科目は国語です。
(2) 箱ひげ図は、データの分布を4等分したものです。箱の部分は、データの25%から75%までの範囲を表しています。
国語において、60点以下の生徒が最大となるのは、第1四分位数が60点である場合です。この場合、データの25%が60点以下になります。30人の25%は人なので、最大で7人いる可能性があります。
最小となるのは、箱の最小値が60点のときです。第1四分位数は40点なので、最小値が60点のとき、60点以下の生徒は0人です。
3. 最終的な答え
(1) 国語。四分位範囲が最も大きいから。
(2) 最大7人、最小0人