一般項が $a_k = 2k - 1$ である数列を、第 $n$ 群が $(2n - 1)$ 個の項を含むように群に分ける。 (1) 第 $n$ 群の初項を $n$ の式で表せ。 (2) 第 $n$ 群の項の総和 $S(n)$ を $n$ の式で表せ。 (3) 2013 は第何群の第何項か。
2025/5/22
1. 問題の内容
一般項が である数列を、第 群が 個の項を含むように群に分ける。
(1) 第 群の初項を の式で表せ。
(2) 第 群の項の総和 を の式で表せ。
(3) 2013 は第何群の第何項か。
2. 解き方の手順
(1) 第 群の初項を求める。
まず、第 群までの項の個数の合計を求める。
第 群の項数は であるから、第 群までの項数の合計は
となる。
したがって、第 群の初項は、元の数列の第 項である。
より、第 項は
である。
(2) 第 群の項の総和 を求める。
第 群は 個の項を含む。
第 群の初項は である。
等差数列の和の公式 を利用する。
第 群の末項は、元の数列の第 項である。
第 項は である。
したがって、第 群の総和 は
となる。
(3) 2013 が第何群の第何項か求める。
まず、 となる を求める。
より
したがって、2013 は元の数列の第 1007 項である。
第 群までの項数の合計を とすると、 である。
かつ となる を探す。
, より、 である。
したがって、2013 は第 32 群に含まれる。
第 31 群までの項数は であるから、2013 は第 32 群の 番目の項である。
3. 最終的な答え
(1) 第 群の初項:
(2) 第 群の総和:
(3) 2013 は第 32 群の第 46 項