2次方程式 $3x^2 - mx + 1 = 0$ の2つの解のうち、一方の解がもう一方の解の3倍であるとき、定数 $m$ の値を求めます。

代数学二次方程式解と係数の関係解の公式
2025/5/23

1. 問題の内容

2次方程式 3x2mx+1=03x^2 - mx + 1 = 0 の2つの解のうち、一方の解がもう一方の解の3倍であるとき、定数 mm の値を求めます。

2. 解き方の手順

2つの解を α\alpha3α3\alpha とおきます。
解と係数の関係から、以下の2つの式が得られます。
* 解の和: α+3α=m3\alpha + 3\alpha = \frac{m}{3}
* 解の積: α3α=13\alpha \cdot 3\alpha = \frac{1}{3}
これらの式を整理すると、
4α=m34\alpha = \frac{m}{3}
3α2=133\alpha^2 = \frac{1}{3}
2つ目の式から α2\alpha^2 を求めます。
α2=19\alpha^2 = \frac{1}{9}
したがって、α=±13\alpha = \pm \frac{1}{3} となります。
α=13\alpha = \frac{1}{3} のとき、
4α=413=43=m34\alpha = 4 \cdot \frac{1}{3} = \frac{4}{3} = \frac{m}{3}
m=4m = 4
α=13\alpha = -\frac{1}{3} のとき、
4α=4(13)=43=m34\alpha = 4 \cdot (-\frac{1}{3}) = -\frac{4}{3} = \frac{m}{3}
m=4m = -4

3. 最終的な答え

m=±4m = \pm 4
よって、mの値は4と-4です。
ヌネ=4、ノ=-4

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