問題は5つの小問から構成されています。 (1) $x^2 - 2x + 1$ を因数分解する。 (2) 集合 $A = \{x | a \le x \le a+1\}$ と $B = \{x | x < -3, 2 < x\}$ について、$A \cap B = \emptyset$ となるような $a$ の値の範囲を求める。 (3) $0^\circ \le \theta \le 180^\circ$ で、$\tan \theta + \sqrt{3} = 0$ を満たす $\theta$ の値を求める。 (4) A, A, A, B, B, C, D の7文字を横一列に並べる場合の数を求める。さらに、A, A, A が連続し、かつ B, B も連続している並べ方を求める。 (5) 10人の生徒の小テストの得点データが与えられたとき、四分位範囲と分散を求める。
2025/5/23
1. 問題の内容
問題は5つの小問から構成されています。
(1) を因数分解する。
(2) 集合 と について、 となるような の値の範囲を求める。
(3) で、 を満たす の値を求める。
(4) A, A, A, B, B, C, D の7文字を横一列に並べる場合の数を求める。さらに、A, A, A が連続し、かつ B, B も連続している並べ方を求める。
(5) 10人の生徒の小テストの得点データが与えられたとき、四分位範囲と分散を求める。
2. 解き方の手順
(1)
(2) となる条件を考える。
は区間 を表し、 は区間 と を表す。
となるのは、 が の区間と交わらないとき。
つまり、 または 。
よって、 または 。
(3) より、。
なので、。
(4) 7文字 A, A, A, B, B, C, D を並べる場合の数は、同じ文字がある順列なので、 通り。
A, A, A が連続し、B, B が連続している並べ方を考える。
AAAとBBをそれぞれ1つのまとまりとして考えれば、AAA, BB, C, D の4つのものを並べることになる。
この並べ方は 通り。
(5) 与えられたデータは 5, 6, 6, 8, 8, 8, 9, 10, 10, 10。
データを小さい順に並べると上記。
データの個数は10個。
第一四分位数は、小さい方から 番目の値なので、3番目の値、つまり6。
第三四分位数は、小さい方から 番目の値なので、8番目の値、つまり10。
四分位範囲は 。
平均値は 。
分散は 。
3. 最終的な答え
(1)
(2) または
(3)
(4) ,
(5) ,