5個の数字0, 1, 2, 3, 4を使ってできる3桁の整数のうち、同じ数字は2度以上使わないとする。 (1) 偶数は何個あるか。 (2) 3の倍数は何個あるか。
2025/5/24
## 問題41
1. 問題の内容
5個の数字0, 1, 2, 3, 4を使ってできる3桁の整数のうち、同じ数字は2度以上使わないとする。
(1) 偶数は何個あるか。
(2) 3の倍数は何個あるか。
2. 解き方の手順
(1) 偶数
3桁の整数が偶数であるためには、一の位が偶数である必要がある。使用できる偶数は0, 2, 4の3つである。
* 一の位が0の場合:百の位は0以外なので4通り、十の位は百の位と一の位で使用した数字以外なので3通り。よって、通り。
* 一の位が2または4の場合:一の位は2通り。百の位は0と一の位で使用した数字以外なので3通り。十の位は百の位と一の位で使用した数字以外なので3通り。よって、通り。
* 合計:通り。
(2) 3の倍数
3桁の整数が3の倍数であるためには、各桁の数字の和が3の倍数である必要がある。使用できる数字は0, 1, 2, 3, 4である。
3つの数字の組み合わせで和が3の倍数になるものを探す。
* 和が3になる組み合わせ:(0, 1, 2)
* 和が6になる組み合わせ:(0, 2, 4), (1, 2, 3)
* 和が9になる組み合わせ:(2, 3, 4), (0, 3, 6) (0, 3, 6)は6がないので含まない. (1, 3, 5) (1, 3, 5)は5がないので含まない. (0, 4, 5) (0, 4, 5)は5がないので含まない。
* 和が12になる組み合わせ:(3, 4, 5) (3, 4, 5)は5がないので含まない. (4, 4, 4) (4, 4, 4)は同じ数を使えないので含まない
これらの組み合わせで3桁の整数を作る。
* (0, 1, 2)の場合:百の位は0以外なので2通り、十の位は百の位と一の位で使用した数字以外なので2通り、一の位は残りの1通り。よって、通り。並び方は通りだが、0が先頭に来る場合を引く必要があるため、で計算する。よって通り。
* (0, 2, 4)の場合:百の位は0以外なので2通り、十の位は百の位と一の位で使用した数字以外なので2通り、一の位は残りの1通り。よって、通り。
* (1, 2, 3)の場合:百の位は3通り、十の位は百の位で使用した数字以外なので2通り、一の位は残りの1通り。よって、通り。
* (2, 3, 4)の場合:百の位は3通り、十の位は百の位で使用した数字以外なので2通り、一の位は残りの1通り。よって、通り。
* 合計:通り。
3. 最終的な答え
(1) 30個
(2) 20個