ある企業の新入社員を調べたところ、めがねをかけている人は全体の28%だった。女性の割合は48%で、そのうちの1/4はめがねをかけている。めがねをかけている男性は40人だった。この企業の新入社員数は何人か。

算数割合文章問題
2025/5/26
## 問題1

1. 問題の内容

ある企業の新入社員を調べたところ、めがねをかけている人は全体の28%だった。女性の割合は48%で、そのうちの1/4はめがねをかけている。めがねをかけている男性は40人だった。この企業の新入社員数は何人か。

2. 解き方の手順

* 新入社員数を xx とする。
* 女性の人数は 0.48x0.48x であり、めがねをかけている女性の人数は 0.48x(1/4)=0.12x0.48x * (1/4) = 0.12x
* めがねをかけている人の総数は 0.28x0.28x であり、めがねをかけている男性の人数は40人なので、0.28x=0.12x+400.28x = 0.12x + 40
* これを解くと、0.16x=400.16x = 40 より x=40/0.16=250x = 40 / 0.16 = 250

3. 最終的な答え

250人
## 問題2

1. 問題の内容

あるCDショップで販売促進のため、A, B, Cの3種類のCDをセットで売る企画を行った。注文は合計540人から入り、AまたはBを注文した人は420人、BまたはCを注文した人は400人、CまたはAを注文した人は480人、BとCの両方注文した人は120人、Aを注文した人は340人だった。3種類とも注文した人は何人いたか。

2. 解き方の手順

以下、注文者数をそれぞれ n(A),n(B),n(C)n(A), n(B), n(C) などと表す。
包除原理を用いる。
n(ABC)=n(A)+n(B)+n(C)n(AB)n(BC)n(CA)+n(ABC)n(A \cup B \cup C) = n(A) + n(B) + n(C) - n(A \cap B) - n(B \cap C) - n(C \cap A) + n(A \cap B \cap C)
問題文より、
n(AB)=420n(A \cup B) = 420, n(BC)=400n(B \cup C) = 400, n(CA)=480n(C \cup A) = 480, n(BC)=120n(B \cap C) = 120, n(A)=340n(A) = 340, n(ABC)=540n(A \cup B \cup C) = 540
また、 n(AB)=n(A)+n(B)n(AB)n(A \cup B) = n(A) + n(B) - n(A \cap B) より、 420=340+n(B)n(AB)420 = 340 + n(B) - n(A \cap B)
n(CA)=n(C)+n(A)n(CA)n(C \cup A) = n(C) + n(A) - n(C \cap A) より、480=n(C)+340n(CA)480 = n(C) + 340 - n(C \cap A)
さらに、 n(BC)=n(B)+n(C)n(BC)n(B \cup C) = n(B) + n(C) - n(B \cap C) より、400=n(B)+n(C)120400 = n(B) + n(C) - 120 よって、n(B)+n(C)=520n(B) + n(C) = 520
ここで、540=340+n(B)+n(C)n(AB)120n(CA)+n(ABC)540 = 340 + n(B) + n(C) - n(A \cap B) - 120 - n(C \cap A) + n(A \cap B \cap C)
540=340+520n(AB)120n(CA)+n(ABC)540 = 340 + 520 - n(A \cap B) - 120 - n(C \cap A) + n(A \cap B \cap C)
540=740n(AB)n(CA)+n(ABC)540 = 740 - n(A \cap B) - n(C \cap A) + n(A \cap B \cap C)
n(AB)+n(CA)n(ABC)=200n(A \cap B) + n(C \cap A) - n(A \cap B \cap C) = 200
n(AB)=340+n(B)420=n(B)80n(A \cap B) = 340 + n(B) - 420 = n(B) - 80
n(CA)=340+n(C)480=n(C)140n(C \cap A) = 340 + n(C) - 480 = n(C) - 140
n(AB)+n(CA)=n(B)+n(C)220=520220=300n(A \cap B) + n(C \cap A) = n(B) + n(C) - 220 = 520 - 220 = 300
よって、 300n(ABC)=200300 - n(A \cap B \cap C) = 200
n(ABC)=100n(A \cap B \cap C) = 100

3. 最終的な答え

100人
## 問題3

1. 問題の内容

ある地方裁判所の訪問者数を調べた。午前中の男女比は男性:女性=1:2であった。午後は、何人かの男性と96人の女性が来所した。そのため、その日1日の男性と女性の割合は、男性19に対して女性20であった。また、午前と午後の裁判所訪問者数の割合は、午前9に対して午後4であった。この日の訪問者数を求めなさい。

2. 解き方の手順

午前の男性の数を xx とすると、午前の女性の数は 2x2x と表せる。午後の男性の数を yy とすると、午後の女性の数は96である。
その日一日の男性の数は x+yx + y、女性の数は 2x+962x + 96 であり、男女比は19:20なので、
x+y2x+96=1920\frac{x+y}{2x+96} = \frac{19}{20}
20(x+y)=19(2x+96)20(x+y) = 19(2x+96)
20x+20y=38x+182420x + 20y = 38x + 1824
20y=18x+182420y = 18x + 1824
また、午前の訪問者数は x+2x=3xx + 2x = 3x、午後の訪問者数は y+96y + 96 であり、午前と午後の訪問者数の割合は9:4なので、
3xy+96=94\frac{3x}{y+96} = \frac{9}{4}
12x=9(y+96)12x = 9(y+96)
12x=9y+86412x = 9y + 864
4x=3y+2884x = 3y + 288
3y=4x2883y = 4x - 288
y=4x2883y = \frac{4x - 288}{3}
20y=18x+182420y = 18x + 1824 に代入すると、
20(4x2883)=18x+182420 * (\frac{4x - 288}{3}) = 18x + 1824
80x5760=54x+547280x - 5760 = 54x + 5472
26x=1123226x = 11232
x=432x = 432
y=44322883=17282883=14403=480y = \frac{4 * 432 - 288}{3} = \frac{1728 - 288}{3} = \frac{1440}{3} = 480
一日の訪問者数は、x+y+2x+96=3x+y+96=3432+480+96=1296+480+96=1872x + y + 2x + 96 = 3x + y + 96 = 3 * 432 + 480 + 96 = 1296 + 480 + 96 = 1872

3. 最終的な答え

1872人
## 問題4
問題文が指示されていないので、解けません。

「算数」の関連問題

原価に6割の利益を見込んで定価をつけた商品があります。定価が9600円のとき、定価の2割引で販売した場合の利益を求める問題です。

利益原価定価割引割合
2025/5/27

ある土地をAとBに分け、Aにマンション、Bに駐車場を建てました。マンションは土地全体の40%、Aの60%を占めています。駐車場は土地全体の20%を占めています。このとき、駐車場がBの部分に占める割合は...

割合面積パーセント
2025/5/27

$\frac{\sqrt{5}+\sqrt{2}}{\sqrt{5}-\sqrt{2}}$ を計算し、分母を有理化してください。

分母の有理化平方根計算
2025/5/27

与えられた式 $\frac{\sqrt{2}}{\sqrt{5} - \sqrt{3}}$ を計算し、分母を有理化して簡略化せよ。

式の計算有理化平方根
2025/5/27

5つの数字1, 2, 3, 4, 5をそれぞれ1回ずつ使って4桁の整数を作るとき、4135以上の整数は何個できるかを求めます。

順列組み合わせ整数の性質倍数
2025/5/27

与えられた4つの式を計算し、簡略化します。各式は根号を含む項と定数項から構成されています。

根号計算式の簡略化
2025/5/27

次の2つの式を計算します。 (1) $\sqrt{2}(3+\sqrt{5})$ (2) $(4\sqrt{3}+\sqrt{2})(2\sqrt{3}-3\sqrt{2})$

平方根計算式の展開根号
2025/5/27

与えられた6つの計算問題を解く問題です。それぞれの問題は、平方根を含む数の足し算または引き算です。

平方根計算数の計算
2025/5/27

与えられた3つの式について、分母を有理化する問題です。具体的には、 (1) $\frac{4}{\sqrt{7}}$ (2) $\frac{10}{\sqrt{5}}$ (3) $\frac{1}{2...

分母の有理化平方根計算
2025/5/27

与えられた3つの計算問題を解きます。 (1) $\sqrt{45} \times \sqrt{32}$ (2) $\sqrt{6} \times \sqrt{15}$ (3) $\sqrt{20} \...

平方根計算根号の計算有理化素因数分解
2025/5/27