与えられた等比数列 $2, -6, 18, -54, 162, \dots$ について、以下の3つの問いに答えます。 (1) この数列の一般項を求めます。 (2) $-4374$ が第何項であるかを求めます。 (3) 等比数列の和 $2 - 6 + 18 - 54 + 162 + \dots - 4374$ を求めます。

代数学等比数列数列一般項数列の和
2025/5/26

1. 問題の内容

与えられた等比数列 2,6,18,54,162,2, -6, 18, -54, 162, \dots について、以下の3つの問いに答えます。
(1) この数列の一般項を求めます。
(2) 4374-4374 が第何項であるかを求めます。
(3) 等比数列の和 26+1854+162+43742 - 6 + 18 - 54 + 162 + \dots - 4374 を求めます。

2. 解き方の手順

(1) 一般項を求める。
数列の初項 aa と公比 rr を求め、等比数列の一般項の公式 an=arn1a_n = ar^{n-1} を用います。
初項 a=2a = 2 です。
公比 r=62=3r = \frac{-6}{2} = -3 です。
したがって、一般項は an=2(3)n1a_n = 2 \cdot (-3)^{n-1} です。
(2) 4374-4374 が第何項かを求める。
一般項が an=4374a_n = -4374 となる nn を求めます。
2(3)n1=43742 \cdot (-3)^{n-1} = -4374
(3)n1=2187(-3)^{n-1} = -2187
(3)n1=(3)7(-3)^{n-1} = (-3)^7
したがって、n1=7n - 1 = 7
n=8n = 8
よって、4374-4374 は第8項です。
(3) 等比数列の和を求める。
等比数列の和の公式 Sn=a(1rn)1rS_n = \frac{a(1-r^n)}{1-r} を用います。
n=8,a=2,r=3n=8, a=2, r=-3 であるので、
S8=2(1(3)8)1(3)=2(16561)4=2(6560)4=3280S_8 = \frac{2(1-(-3)^8)}{1-(-3)} = \frac{2(1-6561)}{4} = \frac{2(-6560)}{4} = -3280

3. 最終的な答え

(1) 一般項: an=2(3)n1a_n = 2 \cdot (-3)^{n-1}
(2) 4374-4374 は第8項
(3) 等比数列の和: 3280-3280

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