台形EFGHと長方形ABCDが直線l上にあり、台形が毎秒2cmの速さで動く。 EF = 8cm, EH = 8cm, FG = 16cm, AB = 8cm, BC = 16cmである。 重なる部分の面積が8cm²になるのは、点Gが点Bと一致したときから何秒後(ア)か? また、重なる部分の面積が80cm²になるのは何秒後(イ)か?

幾何学図形台形長方形面積移動
2025/5/27

1. 問題の内容

台形EFGHと長方形ABCDが直線l上にあり、台形が毎秒2cmの速さで動く。
EF = 8cm, EH = 8cm, FG = 16cm, AB = 8cm, BC = 16cmである。
重なる部分の面積が8cm²になるのは、点Gが点Bと一致したときから何秒後(ア)か?
また、重なる部分の面積が80cm²になるのは何秒後(イ)か?

2. 解き方の手順

(1) 重なる部分の面積が8cm²になるのは、点Gが点Bと一致したときから何秒後(ア)か?
重なる部分は三角形になる。その三角形の面積が8cm²になるときの時間を求める。
三角形の底辺をBG、高さをABとすると、
三角形の面積 = (1/2) * BG * AB
問題より、AB = 8cm、面積は8cm²なので、
8=(1/2)BG88 = (1/2) * BG * 8
8=4BG8 = 4 * BG
BG=2BG = 2
台形は毎秒2cmで動くので、BG = 2cmとなるのにかかる時間は、
時間 = 距離 / 速度 = 2cm / (2cm/秒) = 1秒
したがって、重なる部分の面積が8cm²になるのは、点Gが点Bと一致したときから1秒後。
(2) 重なる部分の面積が80cm²になるのは何秒後(イ)か?
重なる部分は台形と長方形の重なった部分である。
長方形の面積は、AB * BC = 8cm * 16cm = 128cm²。
重なる部分の面積が80cm²になるのは、台形が移動して、長方形と台形が重なった部分の面積が80cm²のとき。
点Gが点Bと一致してからx秒後とする。台形の移動距離は2x cm。
台形と長方形の重なりは長方形である。
長方形の幅はAB=8cm。重なる部分の長さをyとする。面積は、8y=80より、y=10cm
つまり、BC=16cmのうち10cmが重なっている。
点Gが点Bと一致してからx秒後、点GはBから2x cm進む。
重なっている部分の長さは10cmなので、BGの長さは2x cm。BC=16cmのうち、10cmが重なっているので、BC-BG = 16-2x=10
よって、2x=6、x=3
よって、3秒後。

3. 最終的な答え

ア:1
イ:3

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