まず、点Cと点Dの位置ベクトルをaとbを用いて表します。 CはOAを3:2に内分するので、
OC=53OA=53a DはOBを1:2に内分するので、
OD=31OB=31b 次に、点Pが線分AD上にあることから、実数sを用いて
OP=(1−s)OA+sOD OP=(1−s)a+3sb (1) また、点Pが線分BC上にあることから、実数tを用いて
OP=(1−t)OB+tOC OP=(1−t)b+53ta (2) (1)と(2)を比較すると、
(1−s)a+3sb=53ta+(1−t)b aとbは一次独立なので、 1−s=53t 3s=1−t この連立方程式を解きます。
s=3(1−t)を1−s=53tに代入すると、 1−3(1−t)=53t 1−3+3t=53t 3t−53t=2 512t=2 t=1210=65 s=3(1−65)=3(61)=21 したがって、(1)または(2)に代入してOPを求めます。 (2)に代入すると、
OP=(1−65)b+53⋅65a OP=61b+21a OP=21a+61b