空間内に2つの直線 $l_1$ と $l_2$ が与えられています。 $l_1: (x, y, z) = (2, 3, 1) + s(2, 1, 1)$ $l_2: (x, y, z) = (1, -1, 3) + t(3, 1, -1)$ ただし、$s, t$ は実数です。 直線 $l_1, l_2$ 上を動く点をそれぞれ $P, Q$ とするとき、線分 $PQ$ の長さの最小値を求め、選択肢の中から最も適切なものを選びます。
2025/5/27
1. 問題の内容
空間内に2つの直線 と が与えられています。
ただし、 は実数です。
直線 上を動く点をそれぞれ とするとき、線分 の長さの最小値を求め、選択肢の中から最も適切なものを選びます。
2. 解き方の手順
点 は 上の点なので と表せます。
点 は 上の点なので と表せます。
ベクトル は次のようになります。
線分 の長さが最小となるのは、 が の方向ベクトル と の方向ベクトル の両方に垂直なときです。つまり、内積が0となる条件を使います。
より
...(1)
より
...(2)
(1)式より なので、 を(2)式に代入すると
を (1) 式に代入すると
, を に代入すると
3. 最終的な答え
答えは ⑤ です。