直線 $l: y = mx + 6$ が円 $C: x^2 + y^2 = 9$ に接するような定数 $m$ の値を求める問題です。

幾何学直線接線距離代数
2025/6/5

1. 問題の内容

直線 l:y=mx+6l: y = mx + 6 が円 C:x2+y2=9C: x^2 + y^2 = 9 に接するような定数 mm の値を求める問題です。

2. 解き方の手順

円の中心と直線の距離が、円の半径に等しくなるとき、直線は円に接します。
C:x2+y2=9C: x^2 + y^2 = 9 の中心は (0,0)(0, 0) であり、半径は 33 です。
直線 l:y=mx+6l: y = mx + 6mxy+6=0mx - y + 6 = 0 と変形します。
(0,0)(0, 0) と直線 mxy+6=0mx - y + 6 = 0 の距離 dd は、点と直線の距離の公式より
d=m00+6m2+(1)2=6m2+1d = \frac{|m \cdot 0 - 0 + 6|}{\sqrt{m^2 + (-1)^2}} = \frac{|6|}{\sqrt{m^2 + 1}}
直線が円に接するとき d=3d = 3 となるので、
6m2+1=3\frac{|6|}{\sqrt{m^2 + 1}} = 3
両辺を2乗すると
36m2+1=9\frac{36}{m^2 + 1} = 9
36=9(m2+1)36 = 9(m^2 + 1)
4=m2+14 = m^2 + 1
m2=3m^2 = 3
m=±3m = \pm \sqrt{3}

3. 最終的な答え

m=3,3m = \sqrt{3}, -\sqrt{3}

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