まず、制約条件を効用関数に代入して、sを変数とした最大化問題を解く。
Y=c1+s より、c1=Y−s=1−s (1+r)s=c2 これらを効用関数に代入すると、
U(s)=100+0.9(1−s)0.7((1+r)s)0.3 ラグランジュ乗数法を使うよりも、限界代替率と価格比率が等しいという条件を使う方が簡単。
効用関数を U(c1,c2)=100+0.9c10.7c20.3 とする。 ∂c1∂U=0.9∗0.7c1−0.3c20.3=0.63c1−0.3c20.3 ∂c2∂U=0.9∗0.3c10.7c2−0.7=0.27c10.7c2−0.7 MRS=∂U/∂c2∂U/∂c1=0.27c10.7c2−0.70.63c1−0.3c20.3=0.270.63c1c2=37c1c2 予算制約は c1+1+rc2=1 したがって、p2p1=1+r 最適消費条件は、MRS=p2p1 37c1c2=1+r c2=73(1+r)c1 これを予算制約に代入する。
c1+7(1+r)3(1+r)c1=1 c1+73c1=1 710c1=1 c1=107=0.7