定価150円の商品がある。A店では定価の10%引きで販売、B店では20個までは定価だが、20個を超える分は定価の30%引きで販売される。A店で買うよりB店で買った方が安くなるのは、何個以上買うときか。

算数文章問題割引不等式
2025/5/28

1. 問題の内容

定価150円の商品がある。A店では定価の10%引きで販売、B店では20個までは定価だが、20個を超える分は定価の30%引きで販売される。A店で買うよりB店で買った方が安くなるのは、何個以上買うときか。

2. 解き方の手順

まず、A店とB店でそれぞれxx個買ったときの値段を計算する。
A店の場合、10%引きなので、1個あたりの値段は、
150×(10.1)=150×0.9=135150 \times (1 - 0.1) = 150 \times 0.9 = 135円。
したがって、xx個買ったときの値段は、135x135x円となる。
B店の場合、20個までは定価の150円で、20個を超える分は30%引きである。
x20x \le 20 のとき、150x150x円。
x>20x > 20 のとき、20個までは 150×20=3000150 \times 20 = 3000円。
20個を超える分は (x20)(x - 20)個であり、30%引きなので、1個あたり150×(10.3)=150×0.7=105150 \times (1 - 0.3) = 150 \times 0.7 = 105円。
したがって、x>20x > 20 のときのB店の値段は、
3000+105(x20)=3000+105x2100=105x+9003000 + 105(x - 20) = 3000 + 105x - 2100 = 105x + 900円。
A店で買うよりB店で買った方が安くなるのは、x>20x > 20の場合なので、
135x>105x+900135x > 105x + 900
30x>90030x > 900
x>90030x > \frac{900}{30}
x>30x > 30
したがって、31個以上買うとき。
x20x \le 20のときA店の方が安くなるかどうかを確認する。
135x<150x135x < 150xは常に成り立つので、20個以下のときはA店の方が安い。

3. 最終的な答え

31個

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