点A(3, -2), B(4, 1), C(2, -k), D(k, 4)が与えられたとき、ベクトルABとベクトルCDが平行となるような実数kの値を求める問題です。

代数学ベクトル平行連立方程式線形代数
2025/5/29

1. 問題の内容

点A(3, -2), B(4, 1), C(2, -k), D(k, 4)が与えられたとき、ベクトルABとベクトルCDが平行となるような実数kの値を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、ベクトルABとベクトルCDを計算します。
ベクトルABは、BA=(43,1(2))=(1,3)B - A = (4-3, 1-(-2)) = (1, 3) となります。
ベクトルCDは、DC=(k2,4(k))=(k2,4+k)D - C = (k-2, 4-(-k)) = (k-2, 4+k) となります。
ベクトルABとベクトルCDが平行であるとき、ベクトルCDはベクトルABのスカラー倍で表すことができます。つまり、ある実数tが存在して、CD=tABCD = tAB が成り立ちます。
したがって、次の連立方程式が成り立ちます。
k2=tk - 2 = t
4+k=3t4 + k = 3t
一つ目の式から、t=k2t = k - 2 を得ます。
これを二つ目の式に代入すると、4+k=3(k2)4 + k = 3(k - 2) となります。
これを解くと、4+k=3k64 + k = 3k - 6 となり、2k=102k = 10 となるので、k=5k = 5 となります。

3. 最終的な答え

k = 5

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