円錐を底面に平行な平面で、高さが3等分されるように3つの立体に分ける。真ん中の立体の体積が$9\sqrt{2} \text{ cm}^3$であるとき、一番下の立体の体積を求める。

幾何学円錐体積相似立体図形
2025/5/29

1. 問題の内容

円錐を底面に平行な平面で、高さが3等分されるように3つの立体に分ける。真ん中の立体の体積が92 cm39\sqrt{2} \text{ cm}^3であるとき、一番下の立体の体積を求める。

2. 解き方の手順

まず、相似な立体の体積比について考える。高さが3等分されているので、上から順に円錐の高さの比は1:2:3となる。したがって、体積比は13:23:33=1:8:271^3:2^3:3^3 = 1:8:27となる。
上から順に立体A, B, Cとすると、
立体Aの体積をVAV_Aとすると、VA:VB:VC=1:8:27V_A : V_B : V_C = 1:8:27である。
真ん中の立体(Bの上の部分)の体積は、全体の8/27からAの部分である1/27を引いたものなので、8/271/27=7/278/27 - 1/27 = 7/27である。
一番下の立体(Cの下の部分)の体積は、全体の27/27からBの部分である8/27を引いたものなので、27/278/27=19/2727/27 - 8/27 = 19/27である。
問題文より、真ん中の立体の体積は92 cm39\sqrt{2} \text{ cm}^3であるから、立体Aの体積をxxとすると、真ん中の立体の体積は8xx=7x8x - x = 7xと表せる。
よって、7x=927x = 9\sqrt{2}となり、x=927x = \frac{9\sqrt{2}}{7}である。
一番下の立体の体積は27x8x=19x27x - 8x = 19xであるから、19x=19×927=1712719x = 19 \times \frac{9\sqrt{2}}{7} = \frac{171\sqrt{2}}{7}となる。
真ん中の部分の体積は円錐全体の体積の727\frac{7}{27}であり、一番下の部分の体積は円錐全体の体積の1927\frac{19}{27}である。
真ん中の部分の体積が929\sqrt{2}なので、一番下の部分の体積をVVとすると、
92V=719\frac{9\sqrt{2}}{V} = \frac{7}{19}
V=19×927=17127V = \frac{19 \times 9\sqrt{2}}{7} = \frac{171\sqrt{2}}{7}

3. 最終的な答え

17127 cm3\frac{171\sqrt{2}}{7} \text{ cm}^3
選択肢の中に答えがないので、問題文か選択肢が間違っている可能性があります。
高さの比が1:2:3なので、体積の比は13:23:33=1:8:271^3 : 2^3 : 3^3 = 1 : 8 : 27
真ん中の立体の体積は81=78-1=7に相当し、一番下の立体の体積は278=1927-8=19に相当する。
真ん中の立体の体積が929\sqrt{2}なので、一番下の立体の体積は197×92=17127\frac{19}{7} \times 9\sqrt{2} = \frac{171\sqrt{2}}{7}
最終的な答え:17127 cm3\frac{171\sqrt{2}}{7} \text{ cm}^3
選択肢にこの答えがないため、問題または選択肢が間違っている可能性があります。

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