直線 $l: y = mx + 2$ が円 $C: x^2 + (y+1)^2 = 1$ に接するような定数 $m$ の値を求めよ。

幾何学直線接線点と直線の距離
2025/6/5

1. 問題の内容

直線 l:y=mx+2l: y = mx + 2 が円 C:x2+(y+1)2=1C: x^2 + (y+1)^2 = 1 に接するような定数 mm の値を求めよ。

2. 解き方の手順

直線と円が接するということは、円の中心と直線との距離が円の半径に等しいということです。
C:x2+(y+1)2=1C: x^2 + (y+1)^2 = 1 の中心は (0,1)(0, -1) であり、半径は 11 です。
直線 l:y=mx+2l: y = mx + 2mxy+2=0mx - y + 2 = 0 と変形します。
点と直線の距離の公式を用いて、円の中心 (0,1)(0, -1) と直線 mxy+2=0mx - y + 2 = 0 の距離 dd を求めます。
d=m0(1)+2m2+(1)2=3m2+1d = \frac{|m \cdot 0 - (-1) + 2|}{\sqrt{m^2 + (-1)^2}} = \frac{|3|}{\sqrt{m^2 + 1}}
直線と円が接するとき、d=1d = 1 であるので、
3m2+1=1\frac{|3|}{\sqrt{m^2 + 1}} = 1
両辺を二乗すると、
9m2+1=1\frac{9}{m^2 + 1} = 1
9=m2+19 = m^2 + 1
m2=8m^2 = 8
m=±8=±22m = \pm \sqrt{8} = \pm 2\sqrt{2}

3. 最終的な答え

m=22,22m = 2\sqrt{2}, -2\sqrt{2}

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