x軸の正の向きとなす角 $\theta$ が与えられたとき、その角をなす直線の傾きを求める問題です。具体的には、$\theta = 60^\circ, 45^\circ, 120^\circ$ のそれぞれのケースにおける直線の傾きを求めます。

幾何学三角関数傾き角度
2025/5/29

1. 問題の内容

x軸の正の向きとなす角 θ\theta が与えられたとき、その角をなす直線の傾きを求める問題です。具体的には、θ=60,45,120\theta = 60^\circ, 45^\circ, 120^\circ のそれぞれのケースにおける直線の傾きを求めます。

2. 解き方の手順

直線の傾き mm は、x軸の正の向きとなす角 θ\theta を用いて、以下の式で表されます。
m=tanθm = \tan \theta
(1) θ=60\theta = 60^\circ の場合:
m=tan60=3m = \tan 60^\circ = \sqrt{3}
(2) θ=45\theta = 45^\circ の場合:
m=tan45=1m = \tan 45^\circ = 1
(3) θ=120\theta = 120^\circ の場合:
tan120=tan(18060)=tan60=3\tan 120^\circ = \tan(180^\circ - 60^\circ) = - \tan 60^\circ = - \sqrt{3}
m=tan120=3m = \tan 120^\circ = - \sqrt{3}

3. 最終的な答え

(1) θ=60\theta = 60^\circ のとき、傾きは 3\sqrt{3}
(2) θ=45\theta = 45^\circ のとき、傾きは 11
(3) θ=120\theta = 120^\circ のとき、傾きは 3-\sqrt{3}

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