円に内接する四角形ABCDがあり、その4辺の長さがAB = BC = 7, CD = 5, DA = 3である。 (1) 対角線ACの長さを求める。 (2) 2つの対角線ACとBDの交点をEとしたとき、線分DEの長さを求める。
2025/3/26
1. 問題の内容
円に内接する四角形ABCDがあり、その4辺の長さがAB = BC = 7, CD = 5, DA = 3である。
(1) 対角線ACの長さを求める。
(2) 2つの対角線ACとBDの交点をEとしたとき、線分DEの長さを求める。
2. 解き方の手順
(1) 対角線ACの長さを求める。
三角形ADCにおいて、余弦定理を用いて、を求める。
三角形ABCにおいて、余弦定理を用いて、を求める。
四角形ABCDは円に内接するので、対角の和は180度である。
したがって、となり、となる。
(2) 線分DEの長さを求める。
三角形ADEと三角形BCEにおいて、
(円周角の定理より)
(円周角の定理より)
(対頂角)
したがって、三角形ADEと三角形BCEは相似である。
より、なので、
三角形CDEと三角形ABEにおいて、
なので、
トレミーの定理より、
3. 最終的な答え
(1) ACの長さ: 7
(2) DEの長さ: