与えられたデータ $\{20, 21, 23, 25, 28, 29, 31, 32\}$ について、以下の問いに答えます。 (1) 第1四分位数、第2四分位数（中央値）、第3四分位数を求めます。 (2) (1)の結果を用いて、箱ひげ図を作成します。

1. 問題の内容

与えられたデータ $\{20, 21, 23, 25, 28, 29, 31, 32\}$ について、以下の問いに答えます。

(1) 第1四分位数、第2四分位数（中央値）、第3四分位数を求めます。

(2) (1)の結果を用いて、箱ひげ図を作成します。

2. 解き方の手順

(1) 四分位数を求めます。

データはすでに昇順に並んでいます。データの個数は8個です。

* 第2四分位数（中央値）は、データの真ん中の値です。データの個数が偶数なので、中央2つの値の平均を取ります。つまり、4番目と5番目の値の平均を計算します。

$中央値 = \frac{25 + 28}{2} = \frac{53}{2} = 26.5$

* 第1四分位数は、中央値より小さい側のデータの中央値です。つまり、$\{20, 21, 23, 25\}$ の中央値です。データの個数が偶数なので、中央2つの値の平均を取ります。つまり、2番目と3番目の値の平均を計算します。

$第1四分位数 = \frac{21 + 23}{2} = \frac{44}{2} = 22$

* 第3四分位数は、中央値より大きい側のデータの中央値です。つまり、$\{28, 29, 31, 32\}$ の中央値です。データの個数が偶数なので、中央2つの値の平均を取ります。つまり、2番目と3番目の値の平均を計算します。

$第3四分位数 = \frac{29 + 31}{2} = \frac{60}{2} = 30$

(2) 箱ひげ図を作成します。

* 最小値は20、最大値は32です。

* 第1四分位数は22、第2四分位数（中央値）は26.5、第3四分位数は30です。

* 箱ひげ図は、最小値、第1四分位数、中央値、第3四分位数、最大値を線で結び、箱の部分を作成します。

3. 最終的な答え

(1)

第1四分位数：22

第2四分位数（中央値）：26.5

第3四分位数：30

(2) 箱ひげ図 (ここではテキストで表現します。実際には線と箱を描画する必要があります。)

```

----*-----|------*-------|-------*------*

20 22 26.5 30 32

```

上記は、最小値20、第1四分位数22、中央値26.5、第3四分位数30、最大値32の位置を示す、簡単なテキストによる表現です。箱ひげ図を描く際には、これら5つの値に基づき、実際の線と箱を記述してください。