午前0時と正午に短針と長針が重なり、誤差なく動いている時計がある。この時計が5時ちょうどを指した後、最初に短針と長針が重なるのは何分後か。

算数時計角度速さ比率
2025/5/31

1. 問題の内容

午前0時と正午に短針と長針が重なり、誤差なく動いている時計がある。この時計が5時ちょうどを指した後、最初に短針と長針が重なるのは何分後か。

2. 解き方の手順

まず、5時の時点で長針と短針がどれだけ離れているかを考えます。
時計の文字盤は360度で、12等分されているので、1時間あたり 360/12=30360/12 = 30 度となります。
5時の時点では、長針は12の位置にあり、短針は5の位置にあるので、 30×5=15030 \times 5 = 150 度離れています。
次に、長針と短針の進む速さについて考えます。
長針は1時間で360度進み、短針は1時間で30度進みます。
したがって、長針は短針よりも1時間あたり 36030=330360 - 30 = 330 度多く進みます。
1分あたりでは、長針は短針よりも 330/60=5.5330/60 = 5.5 度多く進みます。
長針が短針に追いつくまでの時間を xx 分とすると、長針は短針よりも 5.5x5.5x 度多く進みます。
この時、長針は短針よりも初期のずれである150度多く進むことになるので、以下の式が成り立ちます。
5.5x=1505.5x = 150
x=1505.5=150055=30011=27311x = \frac{150}{5.5} = \frac{1500}{55} = \frac{300}{11} = 27\frac{3}{11}

3. 最終的な答え

2731127\frac{3}{11} 分後

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