**(2) 不等式 ∣x−4∣≤2x+1 を解く** 絶対値を含む不等式を解くために、場合分けを行います。
(i) x≥4 のとき、 ∣x−4∣=x−4 なので、不等式は x−4≤2x+1 となります。 これを解くと、 −5≤x となります。 x≥4 と −5≤x の共通範囲は x≥4 です。 (ii) x<4 のとき、 ∣x−4∣=−(x−4)=4−x なので、不等式は 4−x≤2x+1 となります。 これを解くと、 3≤3x、すなわち 1≤x となります。 x<4 と 1≤x の共通範囲は 1≤x<4 です。 (i), (ii) より、解は 1≤x<4 または x≥4 となり、これらを合わせると x≥1 となります。 **(3) 不等式 ∣x+1∣>5x を解く** 絶対値を含む不等式を解くために、場合分けを行います。
(i) x≥−1 のとき、 ∣x+1∣=x+1 なので、不等式は x+1>5x となります。 これを解くと、 1>4x、すなわち x<41 となります。 x≥−1 と x<41 の共通範囲は −1≤x<41 です。 (ii) x<−1 のとき、 ∣x+1∣=−(x+1)=−x−1 なので、不等式は −x−1>5x となります。 これを解くと、 −1>6x、すなわち x<−61 となります。 x<−1 と x<−61 の共通範囲は x<−1 です。 (i), (ii) より、解は −1≤x<41 または x<−1 となり、これらを合わせると x<41 となります。