あるウイルスの検査において、感染しているのに「感染していない」と判定される確率が1%、感染していないのに「感染している」と判定される確率が2%である。集団全体の5%がこのウイルスに感染しているとき、「感染している」と判定された人が、実際には感染していない確率を求める。
2025/5/31
1. 問題の内容
あるウイルスの検査において、感染しているのに「感染していない」と判定される確率が1%、感染していないのに「感染している」と判定される確率が2%である。集団全体の5%がこのウイルスに感染しているとき、「感染している」と判定された人が、実際には感染していない確率を求める。
2. 解き方の手順
ベイズの定理を用いて計算します。
* 事象を定義します。
* : 感染している
* : 感染していない
* : 検査で「感染している」と判定される
* 問題文より、以下の確率が与えられています。
* (感染している確率)
* (感染していない確率)
* (感染しているのに「感染していない」と判定される確率)
* (感染しているのに「感染している」と判定される確率)
* (感染していないのに「感染している」と判定される確率)
* (感染していないのに「感染していない」と判定される確率)
* 求めたい確率は (検査で「感染している」と判定されたときに、実際には感染していない確率) です。ベイズの定理より、
* を計算します。これは、検査で「感染している」と判定される確率です。
* を計算します。
3. 最終的な答え
求める確率は約 0.2774 (27.74%) です。