1, 2, 3, 4, 5 の 5 つの数字から異なる 2 つの数字を選んで分数を作ります。このとき、整数にならない分数は何個できるかを求めます。ただし、約分して等しいものは同じものとします。
2025/5/31
1. 問題の内容
1, 2, 3, 4, 5 の 5 つの数字から異なる 2 つの数字を選んで分数を作ります。このとき、整数にならない分数は何個できるかを求めます。ただし、約分して等しいものは同じものとします。
2. 解き方の手順
まず、5つの数字から異なる2つの数字を選んで作れる分数の総数を考えます。分母と分子の選び方は、5つの数字から2つを選ぶ順列なので、 通りです。
次に、このうち整数になるものを除きます。
* 分子が分母の倍数になる場合を探します。
* 2/1 = 2
* 3/1 = 3
* 4/1 = 4
* 5/1 = 5
* 4/2 = 2
* 6/2 = 3(6はないので除外)
* 6/3 = 2 (6はないので除外)
* 8/2 = 4(8はないので除外)
* 9/3 = 3 (9はないので除外)
* 8/4 = 2(8はないので除外)
* 10/2 = 5 (10はないので除外)
* 10/5 = 2 (10はないので除外)
* 12/3 = 4 (12はないので除外)
* 12/4 = 3 (12はないので除外)
* 15/3 = 5 (15はないので除外)
* 15/5 = 3 (15はないので除外)
* 16/4 = 4 (16はないので除外)
* 20/4 = 5 (20はないので除外)
* 20/5 = 4 (20はないので除外)
分子が分母の倍数になるのは、2/1, 3/1, 4/1, 5/1, 4/2の5個です。
次に、約分できる分数を考えます。
約分できる分数は、最大公約数が1でない分数のことです。
1/2, 1/3, 1/4, 1/5, 2/1, 2/3, 2/4, 2/5, 3/1, 3/2, 3/4, 3/5, 4/1, 4/2, 4/3, 4/5, 5/1, 5/2, 5/3, 5/4の20通りあります。
このうち、約分できる分数は、2/4, 4/2 の2つだけです。しかし、4/2はすでに整数の場合にカウントされています。
したがって、求める分数の個数は、
3. 最終的な答え
15個