9つの数字1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9から異なる4つの数字を用いて作れる4桁の整数を小さい順に並べる。 (1) 作れる4桁の整数は全部でいくつあるか。 (2) 3725は何番目の整数か。 (3) 100番目の整数は何か。
2025/6/1
1. 問題の内容
9つの数字1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9から異なる4つの数字を用いて作れる4桁の整数を小さい順に並べる。
(1) 作れる4桁の整数は全部でいくつあるか。
(2) 3725は何番目の整数か。
(3) 100番目の整数は何か。
2. 解き方の手順
(1) 異なる4つの数字を選ぶ組み合わせを計算する。これは順列ではなく組み合わせなので、順序は考慮しない。9つの数字から4つを選ぶ組み合わせの数は で計算できる。
(2) 3725より小さい整数を数える。
まず、千の位が1,2の場合の数を考える。
千の位が1の場合、残りの3つの位には2から9の数字から3つを選ぶ。これは通り。
千の位が2の場合も同様に通り。
千の位が3の場合、百の位が1から6までの場合を考える。
百の位が1から6までの場合、残りの2つの位には残りの7つの数字から2つを選ぶ。これは通り。したがって、百の位が1から6の場合は、通り。
千の位が3で百の位が7の場合、十の位が1の場合通り。十の位が2の場合、372_の形である必要がある。残りの一の位に使える数字は4,5,6,8,9の5つなので5通り。3725自体を含むので、これまでの数を足し合わせる。
3725は250番目である。
(3) 100番目の整数を求める。
まず、千の位が1の場合、残りの3つの位には2から9の数字から3つを選ぶ。これは通り。
千の位が2の場合も同様に通り。
千の位が1と2の合計はとなり100を超える。したがって100番目の整数は千の位が2である。
100番目は、千の位が2の場合の44番目()である。
2で始まるもののうち、百の位が3のものの数は、残りの7つの数字から2つを選ぶ組み合わせなので。同様に4の場合も21通り。したがって23XX, 24XXの数は。
したがって100番目の数は25で始まる。
44番目は25で始まる数字の2番目である。
25の次に小さい数字は3と4なので、2534が答え。
3. 最終的な答え
(1) 126通り
(2) 250番目
(3) 2534