7つの数字1, 2, 3, 4, 5, 6, 7から異なる5つの数字を選んで作られる5桁の整数を小さい順に並べる。 (1) 全部でいくつの整数ができるか。 (2) 23465は何番目の整数か。 (3) 100番目の整数は何か。
2025/6/1
1. 問題の内容
7つの数字1, 2, 3, 4, 5, 6, 7から異なる5つの数字を選んで作られる5桁の整数を小さい順に並べる。
(1) 全部でいくつの整数ができるか。
(2) 23465は何番目の整数か。
(3) 100番目の整数は何か。
2. 解き方の手順
(1) 異なる7つの数字から5つの数字を選ぶ組み合わせの数を求める。これは順列の公式を用いる。
したがって、全部で2520個の整数ができる。
(2) 23465より小さい整数を数える。
- 1から始まる整数:
- 21から始まる整数:
- 231から始まる整数:
- 2341から始まる整数:
- 2345から始まる整数:1つもない
- 23461より小さい数:なし
23465より小さい整数は、
- 2341から始まる:5, 5番目
- 2345から始まる:6
したがって、23465は360 + 60 + 12 + 3 + 1 = 436番目。
23465より小さい数は435個なので、23465は436番目である。
23465 = 2,3,4,6,5
- 1 _ _ _ _ =
- 21 _ _ _ =
- 231 _ _ =
- 2341 _ =
- 2345 _ = 1
- 23461 = 1
- 23465 = 436+1 = 437番目
(3) 100番目の整数を求める。
- 1から始まる整数:360個
100番目の整数は1から始まる整数の中に含まれる。小さい方から100番目なので、1から始まる整数の中で100番目の整数を求める。
1を固定したとき、残りの4つの数字の組み合わせで100番目の整数を考える。
1 _ _ _ _ : 360個
次に小さい数字は2なので、
2 _ _ _ _ : 360個
2から始まるものは多いので、100番目を求める。
2から始まる数字の並び順で100番目を求める。
3. 最終的な答え
(1) 2520通り
(2) 437番目
(3) 計算過程から推測すると、100番目の整数は1で始まるものに含まれる。具体的に100番目の整数を求めるのは難しいが、選択肢から答えを選ぶ形式であれば解ける可能性がある。ただし、現状では100番目の整数を正確に求めることは困難である。
上記で(3)に関して少し補足します。
1からはじまるもので360個あります。
100番目なので、 1 X X X Xのなかで100番目を考えれば良いです。
例えば
1 2 X X X =
1 3 X X X = 60
12から始まる60個の中に100番目は無いので、13から始まる。
つまり100-60 = 40番目
1 3 X X Xの中での40番目を考える。
13 2 X X =
13 4 X X =
13 5 X X =
40 - 12 -12 - 12 = 4
13 6 X X の中で4番目
13 62 4
13 62 5
13 62 7
13 64 2 -> 4番目
答え 13642