三角形ABCにおいて、角Aの二等分線と辺BCの交点をD、辺BCの中点をMとする。3点A, D, Mを通る円が辺AB, ACとそれぞれ点E, Fで交わる。BD=4, DC=2であるとき、以下の値を求めよ。 (1) CF・CA (2) BE/CF
2025/6/1
1. 問題の内容
三角形ABCにおいて、角Aの二等分線と辺BCの交点をD、辺BCの中点をMとする。3点A, D, Mを通る円が辺AB, ACとそれぞれ点E, Fで交わる。BD=4, DC=2であるとき、以下の値を求めよ。
(1) CF・CA
(2) BE/CF
2. 解き方の手順
(1) CF・CAの値を求める。
まず、方べきの定理を点Cに関して円ADMFに適用すると、
ここで、CD = 2であり、MはBCの中点なので、。また、BC = BD + DC = 4 + 2 = 6なので、MC = 6/2 = 3。
したがって、
(2) BE/CFの値を求める。
まず、はの二等分線なので、角の二等分線の定理より、
したがって、。
また、円に内接する四角形AEDFについて、方べきの定理を点Bに関して円ADMEに適用すると、
ここで、、、なので、
したがって、
(1)の結果より、なので、。
よって、.
3. 最終的な答え
(1)
(2)