(1) 半径7cmの円に外接する正三角形の一辺の長さを求めなさい。 (2) 母線が13cm、底面の半径が12cmの円錐の体積を求めなさい。 (3) 1辺の長さが4cmの正三角形の面積を求めなさい。

幾何学正三角形円錐体積面積ピタゴラスの定理
2025/6/1
はい、承知いたしました。以下の形式で回答します。

1. 問題の内容

(1) 半径7cmの円に外接する正三角形の一辺の長さを求めなさい。
(2) 母線が13cm、底面の半径が12cmの円錐の体積を求めなさい。
(3) 1辺の長さが4cmの正三角形の面積を求めなさい。

2. 解き方の手順

(1) 正三角形の中心から各頂点までの距離は、外接円の半径の2倍になります。また、正三角形の中心から各辺の中点までの距離は、内接円の半径と等しくなります。正三角形の一辺の長さをaaとすると、内接円の半径rrとの間には、r=36ar = \frac{\sqrt{3}}{6}aという関係があります。この問題では、r=7r = 7cmなので、7=36a7 = \frac{\sqrt{3}}{6}aを解いてaaを求めます。
7=36a7 = \frac{\sqrt{3}}{6}a
a=423=4233=143a = \frac{42}{\sqrt{3}} = \frac{42\sqrt{3}}{3} = 14\sqrt{3}
(2) 円錐の体積VVは、V=13πr2hV = \frac{1}{3} \pi r^2 hで求められます。ここで、rrは底面の半径、hhは高さです。母線が13cm、底面の半径が12cmなので、ピタゴラスの定理より、h=132122=169144=25=5h = \sqrt{13^2 - 12^2} = \sqrt{169 - 144} = \sqrt{25} = 5cm。
したがって、円錐の体積は、V=13π(122)(5)=13π(144)(5)=240πV = \frac{1}{3} \pi (12^2)(5) = \frac{1}{3} \pi (144)(5) = 240 \pi立方cm。
(3) 正三角形の面積SSは、S=34a2S = \frac{\sqrt{3}}{4} a^2で求められます。ここで、aaは一辺の長さです。この問題では、a=4a = 4cmなので、S=34(42)=34(16)=43S = \frac{\sqrt{3}}{4} (4^2) = \frac{\sqrt{3}}{4} (16) = 4\sqrt{3}平方cm。

3. 最終的な答え

(1) 14314\sqrt{3} cm (選択肢4)
(2) 240π240\pi cm3^3 (選択肢2)
(3) 434\sqrt{3} cm2^2 (選択肢3)

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