縦 $a$ m、横 $2a$ m の長方形の土地がある。この土地の縦を5m長くし、横を3m短くすると、面積はもとの土地よりどれだけ大きくなるか求めよ。また、面積が55 $m^2$ 大きくなるとすると、もとの土地の縦の長さは何mか求めよ。

代数学二次方程式面積長方形方程式
2025/6/2

1. 問題の内容

aa m、横 2a2a m の長方形の土地がある。この土地の縦を5m長くし、横を3m短くすると、面積はもとの土地よりどれだけ大きくなるか求めよ。また、面積が55 m2m^2 大きくなるとすると、もとの土地の縦の長さは何mか求めよ。

2. 解き方の手順

(1) もとの土地の面積は、a×2a=2a2a \times 2a = 2a^2 m2m^2 である。
(2) 縦を5m長くし、横を3m短くした土地の面積は、(a+5)(2a3)(a+5)(2a-3) で表される。
(a+5)(2a3)=2a23a+10a15=2a2+7a15(a+5)(2a-3) = 2a^2 - 3a + 10a - 15 = 2a^2 + 7a - 15 m2m^2
(3) 面積の差を計算する。
(2a2+7a15)2a2=7a15(2a^2 + 7a - 15) - 2a^2 = 7a - 15 m2m^2
したがって、面積は (7a15)(7a - 15) m2m^2 大きくなる。
(4) 面積が55 m2m^2 大きくなるときの aa を求める。
7a15=557a - 15 = 55
7a=55+157a = 55 + 15
7a=707a = 70
a=10a = 10
(5) もとの土地の縦の長さを求める。
a=10a = 10 m

3. 最終的な答え

面積は (7a15)(7a-15) m2m^2 大きくなり、a=10a = 10 m のとき、もとの土地の縦の長さは10 m である。
面積は (7a15)(7a-15) m2m^2 大きくなり、もとの土地の縦の長さは 10 m。

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