ある財の市場の需要曲線と供給曲線が与えられています。 需要曲線は $D = -\frac{1}{2}P + 100$ で、供給曲線は $S = \frac{1}{2}P$ で表されます。 ここで、$D$ は需要量、$S$ は供給量、$P$ は価格です。 均衡価格と均衡取引量を求める問題です。
2025/6/3
1. 問題の内容
ある財の市場の需要曲線と供給曲線が与えられています。
需要曲線は で、供給曲線は で表されます。
ここで、 は需要量、 は供給量、 は価格です。
均衡価格と均衡取引量を求める問題です。
2. 解き方の手順
均衡状態では、需要量と供給量が一致します。したがって、 となる を求めれば、それが均衡価格となります。
を満たす を計算します。
両辺に を加えると、
したがって、均衡価格 です。
次に、均衡取引量を求めます。均衡価格を需要曲線または供給曲線に代入すれば、均衡取引量が求まります。供給曲線に代入してみます。
需要曲線に代入しても同じ値になるはずです。
したがって、均衡取引量は です。
3. 最終的な答え
均衡価格は で、均衡取引量は です。