(1) 三角形ABCの面積を求める。
余弦定理より
cos∠ABC=2⋅AB⋅BCAB2+BC2−CA2=2⋅6⋅2562+(25)2−(42)2=24536+20−32=24524=51 sin∠ABC=1−cos2∠ABC=1−(51)2=1−51=54=52 三角形ABCの面積は
21⋅AB⋅BC⋅sin∠ABC=21⋅6⋅25⋅52=12 (2) 線分APの長さを求める。
三角形ABCの外接円の半径をRとすると、正弦定理より
sin∠ABCCA=2R R=2sin∠ABCCA=2⋅5242=442⋅5=10 (3) 四面体ABCDの体積を求める。
線分DPは円に垂直なので、三角形APDは直角三角形である。
DP=AD2−AP2=(215)2−(10)2=60−10=50=52 四面体ABCDの体積は
31⋅三角形ABCの面積⋅DP=31⋅12⋅52=202 (4) 球Sの半径と球Sの表面積を求めよ。
球Sの中心をOとすると、OA = OB = OC = OD = r (球の半径)
OPは三角形ABCの外接円の中心なので、OA = OB = OCが成り立つ。
また、DPは三角形ABCを含む平面に垂直なので、OPもその平面に垂直。
したがって、OPDは一直線上にあり、OD = rである。
OP = ∣DP−DO∣=∣DP−r2−AP2∣ DP2+AP2=AD2 より DP=AD2−AP2 OP2+AP2=r2 r2=(52−DO)2+(10)2 DO2+10=r2 r2=(52)2−2⋅52⋅DO+DO2+10 DO2+10=50−102⋅DO+DO2+10 102⋅DO=50 DO=10250=25=252 r2=DO2+AP2=(252)2+(10)2=450+10=225+220=245 r=245=235=2310 球Sの表面積は 4πr2=4π⋅245=90π