$AB = AC = 7$, $BC = 4$ である二等辺三角形 $ABC$ の重心を $G$ とするとき、線分 $AG$ の長さを求めよ。

幾何学二等辺三角形重心ピタゴラスの定理相似線分の長さ
2025/6/4

1. 問題の内容

AB=AC=7AB = AC = 7, BC=4BC = 4 である二等辺三角形 ABCABC の重心を GG とするとき、線分 AGAG の長さを求めよ。

2. 解き方の手順

まず、三角形 ABCABC の頂点 AA から辺 BCBC に下ろした垂線を ADAD とする。三角形 ABCABC は二等辺三角形なので、ADADBCBC の中点 DD を通る。したがって、BD=CD=BC2=42=2BD = CD = \frac{BC}{2} = \frac{4}{2} = 2 である。
次に、直角三角形 ABDABD において、ピタゴラスの定理より
AD2+BD2=AB2AD^2 + BD^2 = AB^2
AD2+22=72AD^2 + 2^2 = 7^2
AD2+4=49AD^2 + 4 = 49
AD2=45AD^2 = 45
AD=45=35AD = \sqrt{45} = 3\sqrt{5}
重心 GG は中線 ADAD2:12:1 に内分する点なので、
AG=23AD=23×35=25AG = \frac{2}{3}AD = \frac{2}{3} \times 3\sqrt{5} = 2\sqrt{5}

3. 最終的な答え

252\sqrt{5}

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