半径 $5cm$、高さ $12cm$ の半円柱の表面積を求めます。

幾何学表面積円柱半円柱体積
2025/6/3

1. 問題の内容

半径 5cm5cm、高さ 12cm12cm の半円柱の表面積を求めます。

2. 解き方の手順

半円柱の表面積は、以下の部分の面積の和として計算できます。
* 半円の底面2つ
* 長方形の側面
* 半円柱の曲面
まず、半円の底面の面積を計算します。半径 rr の円の面積は πr2\pi r^2 です。半円なので、その半分になります。半円の底面は2つあるので、合計の面積は
2×12πr2=πr22 \times \frac{1}{2} \pi r^2 = \pi r^2
r=5cmr = 5cm を代入すると、
π×52=25π\pi \times 5^2 = 25\pi
次に、長方形の側面の面積を計算します。長方形の幅は半円の直径、つまり 2r=2×5=10cm2r = 2 \times 5 = 10cm、高さは 12cm12cm なので、面積は
10×12=12010 \times 12 = 120
次に、半円柱の曲面の面積を計算します。円柱の曲面の面積は 2πrh2\pi r h です。半円柱なので、その半分になります。つまり、
12×2πrh=πrh\frac{1}{2} \times 2\pi r h = \pi r h
r=5cmr = 5cmh=12cmh = 12cm を代入すると、
π×5×12=60π\pi \times 5 \times 12 = 60\pi
最後に、これらの面積をすべて足し合わせます。
25π+120+60π=85π+12025\pi + 120 + 60\pi = 85\pi + 120
π3.14\pi \approx 3.14 とすると、
85×3.14+120=266.9+120=386.985 \times 3.14 + 120 = 266.9 + 120 = 386.9

3. 最終的な答え

半円柱の表面積は 85π+120cm285\pi + 120 cm^2 です。近似値としては約 386.9cm2386.9 cm^2です。

「幾何学」の関連問題

$\alpha$ が鋭角、$\beta$ が鈍角で、$\sin \alpha = \frac{1}{7}$, $\sin \beta = \frac{11}{14}$ のとき、$\cos(\alpha...

三角関数加法定理三角比角度
2025/6/6

$-\frac{\pi}{2} < \theta < 0$ で $\cos \theta = \frac{1}{3}$ が成り立つとき、$\sin \theta$ と $\tan \theta$ の値...

三角関数三角比sincostan
2025/6/6

空間内に4点O, A, B, Cがあり、ベクトル $\overrightarrow{OA}$, $\overrightarrow{OB}$, $\overrightarrow{OC}$ が張る平行六面...

ベクトル空間図形平行六面体体積外積
2025/6/6

3点 $A(1,2,3)$、$B(-1,3,-2)$、$C(0,1,3)$ が与えられています。 (1) ベクトル$\overrightarrow{AB}$ の成分表示を求めます。 (...

ベクトル空間ベクトル重心平行四辺形外積三角形の面積
2025/6/6

$AB = AC = 7$, $BC = 4$ である二等辺三角形 $ABC$ の重心を $G$ とするとき、線分 $AG$ の長さを求める。

三角形二等辺三角形重心三平方の定理
2025/6/5

三角形OABにおいて、辺OAを3:2に内分する点をC、辺OBを1:2に内分する点をDとする。線分ADと線分BCの交点をPとするとき、ベクトルOPをベクトルaとベクトルbを用いて表す問題です。ただし、$...

ベクトル内分線分の交点
2025/6/5

正方形の各辺を6等分し、各辺に平行な線を引いた図形の中にできる長方形の数を求める問題です。ただし、正方形は含みません。

長方形正方形組み合わせ図形
2025/6/5

四面体ABCDにおいて、頂点をA($\vec{a}$), B($\vec{b}$), C($\vec{c}$), D($\vec{d}$)とする。$\triangle$ACDの重心をG($\vec{g...

ベクトル四面体内分点重心空間ベクトル
2025/6/5

問題9は、四面体ABCDにおいて、点A, B, C, Dの位置ベクトルがそれぞれ$\vec{a}, \vec{b}, \vec{c}, \vec{d}$で与えられています。$\triangle ACD...

ベクトル空間図形内分点重心平面の方程式
2025/6/5

平行四辺形ABCDにおいて、辺BCを3:2に内分する点をE、対角線BDを3:5に内分する点をFとする。このとき、3点A, F, Eが一直線上にあることを証明する。

ベクトル幾何学平行四辺形内分点一次独立
2025/6/5