(1)
y=log2(2x+3) のグラフCは、y=log2x のグラフDをどのように平行移動したものかを求めます。 y=log2(2x+3)=log2(21(x+6))=log2(x+6)−log2(2)=log2(x+6)−1 したがって、CはDをx軸方向に-6、y軸方向に-1だけ平行移動したものです。
CとDの共有点の座標を求めます。
log2(2x+3)=log2x 2x+3=x y=log26=log2(2⋅3)=log22+log23=1+log23 したがって、共有点の座標は(6,1+log23)です。 (2)
aを実数の定数とするとき、y=log2(ax+a+1)のグラフをC1、y=log2xのグラフをC2とします。C1を実線、C2を点線で表します。 a=2のとき、y=log2(2x+3)となります。 これは(1)で考えたCのグラフと同じです。つまり、C1はC2(点線)をx軸方向に-6、y軸方向に-1平行移動させたものです。よって、概形を表した図は⑥です。 a=−2のとき、y=log2(−2x−1)となります。 y=log2(−21(x+2))となり、グラフはy=log2xのグラフをx軸方向に-2平行移動した後、y軸に関して折り返し、y軸方向に1/2縮小したグラフになります。よって、概形を表した図は⑤です。