(1)
- 分母が5で0より大きく40以下の分数の分子は1から199までの整数である。
- よって、分母が5で分子が自然数の数列は、初項が 51、公差が 51、項数が199の等差数列である。 - 等差数列の和の公式 T=2n(a1+an) より、T=2199(51+5199)=2199⋅5200=2199⋅40=199⋅20=3980 - 分母が5で既約分数でないものは、分子が5の倍数であるもの。つまり、55,510,…,5195 である。 - これは初項が 55=1、公差が 55=1、項数が 5195=39 の等差数列である。 - 等差数列の和の公式 U=2n(a1+an) より、U=239(1+39)=239⋅40=39⋅20=780 - 求める既約分数の総和 S は T−U であるから、S=3980−780=3200 (2)
- 数列の第 n 項は 1+3+32+⋯+3n−11+9+92+⋯+9n−1=∑k=0n−13k∑k=0n−19k - 等比数列の和の公式 ∑k=0n−1rk=r−1rn−1 を使うと、 3−13n−19−19n−1=23n−189n−1=89n−1⋅3n−12=4(3n−1)9n−1=4(3n−1)(3n−1)(3n+1)=43n+1 - 初項から第6項までの和は、∑n=1643n+1=41∑n=16(3n+1)=41(∑n=163n+∑n=161) - ∑n=163n=3−13(36−1)=23(729−1)=23⋅728=3⋅364=1092 - ∑n=161=6 - よって、41(1092+6)=41098=2549