まず、正方形の一辺の長さを1とします。
次に、2本の線が交わる点をOとします。
左下の頂点からOまでの線と、Oから右上の頂点までの線によってできる三角形を考えます。この三角形の頂点をそれぞれA, O, Bとします。
左下の頂点からOまでの線の傾きは 1/3です。 右下の頂点からOまでの線の傾きは −1/3です。 tanθ1=1/3 と tanθ2=1/3 を定義すると、x=180−(θ1+θ2)となります。 θ=arctan(1/3)とおくと、 tan(θ1+θ2)=1−tanθ1tanθ2tanθ1+tanθ2=1−(1/3)(1/3)1/3+1/3=1−1/92/3=8/92/3=32×89=43 よって、θ1+θ2=arctan(3/4) ここで、xの補角をyとすると、tan(y)=3/4. y≈36.87∘ よって、x=180−y x=180−arctan(3/4) x=180−36.87=143.13 ここで、左の線と右の線に関してOを通る平行線を引くことを考えると、arctan(1/3)の角度が2つできるので、小さい方の角度は2∗arctan(1/3) となる。 arctan(1/3)=18.43∘ 180−xを求めることを考えると、xの補角のyはy=2arctan(1/3) y=2×18.43=36.86 x=180−36.86=143.14∘ 正三角形を補助線として考えると、135∘となる。