$\triangle ABC$において、$AB=12, BC=7, CA=9$である。辺BC上に点Dを$BD=4$を満たすようにとる。点Aを通り、線分ADに垂直な直線と辺BCの延長との交点をEとする。このとき、$BE$の長さと、$\triangle ACD$の面積は$\triangle ACE$の面積の何倍かを求める。
2025/6/3
1. 問題の内容
において、である。辺BC上に点Dをを満たすようにとる。点Aを通り、線分ADに垂直な直線と辺BCの延長との交点をEとする。このとき、の長さと、の面積はの面積の何倍かを求める。
2. 解き方の手順
まず、の長さを求める。
次に、方べきの定理を適用する。直線はに垂直なので、とは直交する。したがって、は直角三角形である。
方べきの定理より、は成り立たない。
問題文から、であるので、についてメネラウスの定理を考える。しかし、この問題ではメネラウスの定理は役に立たない。
とが相似であるという情報がないので、角度の関係を使ってを求めることも難しい。
に垂直な直線は、点Aを通っているので、となる。
において、を延長してがあるので、方べきの定理は使えない。
で、はから辺に下ろした垂線と考えてみる。
とすると、
の面積を、の面積をとする。
の面積:の面積 =
において、からに垂線を引くと、は直角三角形になる。
しかし、この場合、において、が高さになっていると考える。
面積比から、を求めて、を求めることができる。
なので、
とすると、
との高さは同じなので、面積比は底辺比に等しい。
ここで、との面積比を考える。
.
とすると、となる。
方べきの定理を使うと、となるが、の値が不明なので、利用できない。
とが相似になることも考えられない。
である。
また、
の面積:の面積:の面積 =
.
3. 最終的な答え
BE=8
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