$x$ が与えられた値であるとき、$|x-1| + |x-3|$ の値を求める問題です。与えられた $x$ の値は、(1) $x=0$, (2) $x=-1$, (3) $x=\pi$, (4) $x=\sqrt{2}$ です。

代数学絶対値不等式
2025/6/3

1. 問題の内容

xx が与えられた値であるとき、x1+x3|x-1| + |x-3| の値を求める問題です。与えられた xx の値は、(1) x=0x=0, (2) x=1x=-1, (3) x=πx=\pi, (4) x=2x=\sqrt{2} です。

2. 解き方の手順

絶対値の定義に従って計算します。 a|a| は、a0a \ge 0 のとき aaa<0a < 0 のとき a-a となります。
(1) x=0x=0 のとき:
x1=01=1=1|x-1| = |0-1| = |-1| = 1
x3=03=3=3|x-3| = |0-3| = |-3| = 3
x1+x3=1+3=4|x-1| + |x-3| = 1 + 3 = 4
(2) x=1x=-1 のとき:
x1=11=2=2|x-1| = |-1-1| = |-2| = 2
x3=13=4=4|x-3| = |-1-3| = |-4| = 4
x1+x3=2+4=6|x-1| + |x-3| = 2 + 4 = 6
(3) x=πx=\pi のとき:
π3.14\pi \approx 3.14 であるので、π1>0\pi-1 > 0 かつ π3>0\pi-3 > 0 であることがわかります。
x1=π1=π1|x-1| = |\pi-1| = \pi - 1
x3=π3=π3|x-3| = |\pi-3| = \pi - 3
x1+x3=(π1)+(π3)=2π4|x-1| + |x-3| = (\pi - 1) + (\pi - 3) = 2\pi - 4
(4) x=2x=\sqrt{2} のとき:
21.414\sqrt{2} \approx 1.414 であるので、21>0\sqrt{2} - 1 > 0 かつ 23<0\sqrt{2} - 3 < 0 であることがわかります。
x1=21=21|x-1| = |\sqrt{2}-1| = \sqrt{2} - 1
x3=23=(23)=32|x-3| = |\sqrt{2}-3| = -(\sqrt{2}-3) = 3 - \sqrt{2}
x1+x3=(21)+(32)=2|x-1| + |x-3| = (\sqrt{2} - 1) + (3 - \sqrt{2}) = 2

3. 最終的な答え

(1) x=0x=0 のとき: 4
(2) x=1x=-1 のとき: 6
(3) x=πx=\pi のとき: 2π42\pi - 4
(4) x=2x=\sqrt{2} のとき: 2

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