3直線 $x - 3y = -5$, $4x + 3y = -5$, $2x - y = 5$ で作られる三角形の面積を求めます。

幾何学三角形面積座標平面連立方程式
2025/6/3

1. 問題の内容

3直線 x3y=5x - 3y = -5, 4x+3y=54x + 3y = -5, 2xy=52x - y = 5 で作られる三角形の面積を求めます。

2. 解き方の手順

まず、3つの直線の交点を求めます。これらの交点が三角形の頂点となります。
(1) x3y=5x - 3y = -54x+3y=54x + 3y = -5 の交点:
2つの式を足し合わせると、5x=105x = -10 より、x=2x = -2
これを x3y=5x - 3y = -5 に代入すると、23y=5-2 - 3y = -5 より、3y=33y = 3 なので、y=1y = 1
よって、交点は (2,1)(-2, 1)
(2) x3y=5x - 3y = -52xy=52x - y = 5 の交点:
x=3y5x = 3y - 52xy=52x - y = 5 に代入すると、2(3y5)y=52(3y - 5) - y = 5 より、6y10y=56y - 10 - y = 55y=155y = 15 なので、y=3y = 3
x=3y5x = 3y - 5y=3y = 3 を代入すると、x=3(3)5=95=4x = 3(3) - 5 = 9 - 5 = 4
よって、交点は (4,3)(4, 3)
(3) 4x+3y=54x + 3y = -52xy=52x - y = 5 の交点:
y=2x5y = 2x - 54x+3y=54x + 3y = -5 に代入すると、4x+3(2x5)=54x + 3(2x - 5) = -5 より、4x+6x15=54x + 6x - 15 = -510x=1010x = 10 なので、x=1x = 1
y=2x5y = 2x - 5x=1x = 1 を代入すると、y=2(1)5=25=3y = 2(1) - 5 = 2 - 5 = -3
よって、交点は (1,3)(1, -3)
したがって、三角形の頂点は (2,1)(-2, 1), (4,3)(4, 3), (1,3)(1, -3) です。
次に、これらの3点を頂点とする三角形の面積を計算します。面積を求める公式として、以下の式が使えます。
S=12x1(y2y3)+x2(y3y1)+x3(y1y2)S = \frac{1}{2} |x_1(y_2 - y_3) + x_2(y_3 - y_1) + x_3(y_1 - y_2)|
ここに、(x1,y1)=(2,1)(x_1, y_1) = (-2, 1), (x2,y2)=(4,3)(x_2, y_2) = (4, 3), (x3,y3)=(1,3)(x_3, y_3) = (1, -3) を代入します。
S=12(2)(3(3))+(4)(31)+(1)(13)S = \frac{1}{2} |(-2)(3 - (-3)) + (4)(-3 - 1) + (1)(1 - 3)|
S=12(2)(6)+(4)(4)+(1)(2)S = \frac{1}{2} |(-2)(6) + (4)(-4) + (1)(-2)|
S=1212162S = \frac{1}{2} |-12 - 16 - 2|
S=1230S = \frac{1}{2} |-30|
S=12(30)=15S = \frac{1}{2} (30) = 15

3. 最終的な答え

15

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