問題は以下の3つの大問から構成されています。 (1) 与えられた範囲における関数の最大値と最小値を求める問題が2問。 (2) 与えられた方程式の実数解の個数を求める問題が2問。 (3) 半径$R$の球に内接する直円柱に関する問題が3問。直円柱の半径$r$を高さ$h$と$R$で表し、体積$V$を$h$と$R$で表し、$V$が最大となる$h$の値と$V$の最大値を$R$で表す。
2025/6/3
1. 問題の内容
問題は以下の3つの大問から構成されています。
(1) 与えられた範囲における関数の最大値と最小値を求める問題が2問。
(2) 与えられた方程式の実数解の個数を求める問題が2問。
(3) 半径の球に内接する直円柱に関する問題が3問。直円柱の半径を高さとで表し、体積をとで表し、が最大となるの値との最大値をで表す。
2. 解き方の手順
(1) (1) ()
導関数 を計算し、 となる の値を求める。。
, , , 。よって、最大値は18、最小値は-2。
(2) ()
導関数 を計算し、 となる の値を求める。。
, , 。よって、最大値は12、最小値は-4。
(2) (3)
とおく。。 より、。
。。
よって、異なる実数解の個数は1個。
(4)
とおく。。 より、。
, 。
のグラフと のグラフの交点の個数を考える。
のとき 3個
のとき 2個
のとき 1個
のとき 1個
のとき 2個
のとき 3個
(3) (5) 三平方の定理より、が成り立つので、
(6)
(7)
より、。 。
なので、 で は最大となる。
3. 最終的な答え
(1) (1) 最大値: 18 (), 最小値: -2 ()
(2) 最大値: 12 (), 最小値: -4 ()
(2) (3) 1個
(4) のとき3個、 のとき2個, のとき3個, のとき1個
(3) (5)
(6)
(7) ,