底辺の長さと高さの和が8cmである三角形において、底辺の長さを $x$ cmとするとき、三角形の面積が最大となる $x$ の値とその最大値を求める。

代数学二次関数最大値面積平方完成数式
2025/6/4

1. 問題の内容

底辺の長さと高さの和が8cmである三角形において、底辺の長さを xx cmとするとき、三角形の面積が最大となる xx の値とその最大値を求める。

2. 解き方の手順

三角形の底辺の長さを xx cmとすると、高さは (8x)(8-x) cmとなる。三角形の面積を SS とすると、
S=12x(8x)S = \frac{1}{2} x (8-x)
S=12(8xx2)S = \frac{1}{2} (8x - x^2)
S=12x2+4xS = -\frac{1}{2} x^2 + 4x
SS を最大にする xx を求めるために、平方完成を行う。
S=12(x28x)S = -\frac{1}{2} (x^2 - 8x)
S=12((x4)216)S = -\frac{1}{2} ((x - 4)^2 - 16)
S=12(x4)2+8S = -\frac{1}{2} (x - 4)^2 + 8
SSx=4x = 4 のとき最大値8をとる。
0<x<80 < x < 8 であるので、x=4x=4 はこの範囲を満たす。

3. 最終的な答え

x=4x = 4 のとき、三角形の面積は最大となり、その最大値は8である。
したがって、xx の値は 4 cm、最大値は 8 cm2cm^2 である。

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