与えられた3つの2次方程式の解の種類を判別式を用いて判別する。 (1) $4x^2 - 4x + 1 = 0$ (2) $x^2 + x + 2 = 0$ (3) $3x^2 - 2x - 4 = 0$

代数学二次方程式判別式解の判別実数解虚数解
2025/6/4

1. 問題の内容

与えられた3つの2次方程式の解の種類を判別式を用いて判別する。
(1) 4x24x+1=04x^2 - 4x + 1 = 0
(2) x2+x+2=0x^2 + x + 2 = 0
(3) 3x22x4=03x^2 - 2x - 4 = 0

2. 解き方の手順

2次方程式 ax2+bx+c=0ax^2 + bx + c = 0 の判別式 DDD=b24acD = b^2 - 4ac で与えられる。
D>0D > 0 のとき、異なる2つの実数解を持つ。
D=0D = 0 のとき、重解(実数解が1つ)を持つ。
D<0D < 0 のとき、異なる2つの虚数解を持つ。
(1) 4x24x+1=04x^2 - 4x + 1 = 0 について
a=4,b=4,c=1a = 4, b = -4, c = 1 であるから、
D=(4)24(4)(1)=1616=0D = (-4)^2 - 4(4)(1) = 16 - 16 = 0
したがって、重解を持つ。
(2) x2+x+2=0x^2 + x + 2 = 0 について
a=1,b=1,c=2a = 1, b = 1, c = 2 であるから、
D=(1)24(1)(2)=18=7D = (1)^2 - 4(1)(2) = 1 - 8 = -7
したがって、異なる2つの虚数解を持つ。
(3) 3x22x4=03x^2 - 2x - 4 = 0 について
a=3,b=2,c=4a = 3, b = -2, c = -4 であるから、
D=(2)24(3)(4)=4+48=52D = (-2)^2 - 4(3)(-4) = 4 + 48 = 52
したがって、異なる2つの実数解を持つ。

3. 最終的な答え

(1) 重解
(2) 異なる2つの虚数解
(3) 異なる2つの実数解

「代数学」の関連問題

与えられた数式を簡略化する問題です。数式は以下の通りです。 $1 + \sqrt{\frac{x}{y}} - \frac{2}{\sqrt{\frac{y}{x}}} + \frac{1}{1 - ...

数式簡略化代数式分数式平方根因数分解式の計算
2025/6/5

与えられた数式を簡略化する問題です。数式は以下の通りです。 $1 + \sqrt{\frac{x}{y}} - \frac{2}{\sqrt{\frac{y}{x}}} + \frac{1}{1 - ...

式の簡略化分数式代数計算
2025/6/5

3次方程式 $x^3 - 5x^2 + ax + b = 0$ が $3+2i$ を解に持つとき、実数の定数 $a, b$ の値と他の解を求めよ。

三次方程式複素数解解の公式係数の比較
2025/6/5

第3項が6、第7項が22である等差数列$\{a_n\}$について、以下の問いに答える。 (1) 初項と公差を求めよ。 (2) 一般項を求めよ。 (3) 第50項を求めよ。 (4) 50 は第何項か。

数列等差数列一般項初項公差
2025/6/5

与えられた18個の数式を計算し、結果を求める問題です。

展開平方根式の計算有理化
2025/6/5

与えられた数学の問題集から、指定された問題を解きます。具体的には、以下の問題を解きます。 (15) $(\sqrt{3}+2)^2 - \sqrt{48}$ (16) $(\sqrt{5}+3)(\s...

根号式の展開計算
2025/6/5

与えられた2次関数 $y=2x^2 + 4x$ を、平方完成を用いて $y=a(x-p)^2 + q$ の形に変形する問題です。

二次関数平方完成数式変形
2025/6/5

与えられた3つの二次関数を扱います。 それぞれの関数は、 $y = 2x^2 + 4x$ $y = -x^2 + 4x$ $y = 3x^2 - 6x + 1$ です。問題の具体的な指示が不明なので、...

二次関数平方完成頂点
2025/6/5

与えられた式 $(x+y)(a-2b)$ を展開せよ。

展開多項式分配法則
2025/6/5

与えられた式 $(2x + 3y)(p + 6q)$ を展開すること。

式の展開分配法則多項式
2025/6/5