問題は、底面が合同な円錐と円柱を組み合わせた立体に関するものです。 (1) 図1の立体の展開図として最も適切なものを選ぶ。 (2) 図2において、∠ABC の大きさを求める。 (3) AP=12cm のとき、図1の立体の体積を求める。
2025/6/4
1. 問題の内容
問題は、底面が合同な円錐と円柱を組み合わせた立体に関するものです。
(1) 図1の立体の展開図として最も適切なものを選ぶ。
(2) 図2において、∠ABC の大きさを求める。
(3) AP=12cm のとき、図1の立体の体積を求める。
2. 解き方の手順
(1) 立体の展開図
円錐の展開図は扇形、円柱の側面は長方形、底面は円です。図1の立体は、円錐の頂点が円柱の底面と接しているので、アが正しいと考えられます。
(2) ∠ABCの大きさ
点Oは線分APの中点なので、円Oの半径を とすると、AP=です。また、線分APの長さは円Oの直径と等しいので、です。
図2において、BCは円柱の底面と垂直なので、∠BCO=90°です。
ABは円Oの直径なので、となります。またなので、三角形ABCにおいて、、、となります。
したがって、となります。
よって、、となります。
(3) 立体の体積
AP=12cmなので、円Oの半径は cm。
円柱の高さは cm。
円錐の高さは cm。
円柱の体積は cm
円錐の体積は cm
立体の体積は cm
3. 最終的な答え
(1) ア
(2) 60度
(3) cm