(1) 半径6cm、中心角150°のおうぎ形の弧の長さと面積を求めよ。 (2) 右の図の円錐の表面積を求めよ。

幾何学おうぎ形円錐弧の長さ面積表面積
2025/6/4

1. 問題の内容

(1) 半径6cm、中心角150°のおうぎ形の弧の長さと面積を求めよ。
(2) 右の図の円錐の表面積を求めよ。

2. 解き方の手順

(1)
* おうぎ形の弧の長さは、円周の長さと中心角の割合をかけることで求められます。円周の長さは 2πr2 \pi r で、r は半径です。
したがって、弧の長さは 2π×6×150360=12π×512=5π2 \pi \times 6 \times \frac{150}{360} = 12 \pi \times \frac{5}{12} = 5 \pi cm。
* おうぎ形の面積は、円の面積と中心角の割合をかけることで求められます。円の面積は πr2\pi r^2 で、r は半径です。
したがって、面積は π×62×150360=36π×512=15π\pi \times 6^2 \times \frac{150}{360} = 36 \pi \times \frac{5}{12} = 15 \pi cm2^2
(2)
* 円錐の表面積は、底面の円の面積と側面の扇形の面積の和で求められます。
* 底面の円の半径は2cmなので、底面積は π×22=4π\pi \times 2^2 = 4 \pi cm2^2
* 側面の扇形の半径は6cmで、弧の長さは底面の円周と等しく、 2π×2=4π2 \pi \times 2 = 4 \pi cm。
扇形の面積は 12×半径×弧の長さ\frac{1}{2} \times \text{半径} \times \text{弧の長さ} で求められるので、
12×6×4π=12π\frac{1}{2} \times 6 \times 4 \pi = 12 \pi cm2^2
* したがって、円錐の表面積は 4π+12π=16π4 \pi + 12 \pi = 16 \pi cm2^2

3. 最終的な答え

(1) 弧の長さ: 5π5 \pi cm, 面積: 15π15 \pi cm2^2
(2) 表面積: 16π16 \pi cm2^2

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