円 $x^2 + y^2 = 1$ と直線 $y = x + k$ が異なる2点で交わるような定数 $k$ の値の範囲を求める問題です。

幾何学直線交点距離不等式
2025/6/5

1. 問題の内容

x2+y2=1x^2 + y^2 = 1 と直線 y=x+ky = x + k が異なる2点で交わるような定数 kk の値の範囲を求める問題です。

2. 解き方の手順

円と直線が異なる2点で交わる条件は、円の中心と直線の距離が円の半径より小さいことです。
x2+y2=1x^2 + y^2 = 1 の中心は原点 (0,0)(0, 0) であり、半径は1です。
直線 y=x+ky = x + kxy+k=0x - y + k = 0 と書き換えられます。
点と直線の距離の公式を使って、原点 (0,0)(0, 0) と直線 xy+k=0x - y + k = 0 の距離 dd を計算します。
d=00+k12+(1)2=k2d = \frac{|0 - 0 + k|}{\sqrt{1^2 + (-1)^2}} = \frac{|k|}{\sqrt{2}}
円と直線が異なる2点で交わる条件は d<1d < 1 であるから、
k2<1\frac{|k|}{\sqrt{2}} < 1
k<2|k| < \sqrt{2}
2<k<2-\sqrt{2} < k < \sqrt{2}

3. 最終的な答え

2<k<2-\sqrt{2} < k < \sqrt{2}

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