まず、データの平均値を計算する。
平均値は、データの総和をデータの個数で割ったものである。
次に、各データと平均値の差の二乗を計算する。
これらの二乗の平均値を計算する。これが分散である。
最後に、分散の平方根をとると、標準偏差が得られる。
(1) 平均値を計算する。
平均=(1+1+1+2+2+3)/6=10/6=5/3 (2) 各データと平均値の差の二乗を計算する。
(1−5/3)2=(−2/3)2=4/9 (1−5/3)2=(−2/3)2=4/9 (1−5/3)2=(−2/3)2=4/9 (2−5/3)2=(1/3)2=1/9 (2−5/3)2=(1/3)2=1/9 (3−5/3)2=(4/3)2=16/9 (3) 二乗の平均値を計算する(分散を求める)。
分散=(4/9+4/9+4/9+1/9+1/9+16/9)/6=(30/9)/6=(10/3)/6=10/18=5/9 (4) 分散の平方根をとる(標準偏差を求める)。
標準偏差=5/9=5/9=5/3