与えられた6個のデータ $1, 1, 1, 2, 2, 3$ の標準偏差を求める。

確率論・統計学標準偏差分散データの解析統計
2025/6/4

1. 問題の内容

与えられた6個のデータ 1,1,1,2,2,31, 1, 1, 2, 2, 3 の標準偏差を求める。

2. 解き方の手順

まず、データの平均値を計算する。
平均値は、データの総和をデータの個数で割ったものである。
次に、各データと平均値の差の二乗を計算する。
これらの二乗の平均値を計算する。これが分散である。
最後に、分散の平方根をとると、標準偏差が得られる。
(1) 平均値を計算する。
平均=(1+1+1+2+2+3)/6=10/6=5/3平均 = (1 + 1 + 1 + 2 + 2 + 3) / 6 = 10 / 6 = 5 / 3
(2) 各データと平均値の差の二乗を計算する。
(15/3)2=(2/3)2=4/9(1 - 5/3)^2 = (-2/3)^2 = 4/9
(15/3)2=(2/3)2=4/9(1 - 5/3)^2 = (-2/3)^2 = 4/9
(15/3)2=(2/3)2=4/9(1 - 5/3)^2 = (-2/3)^2 = 4/9
(25/3)2=(1/3)2=1/9(2 - 5/3)^2 = (1/3)^2 = 1/9
(25/3)2=(1/3)2=1/9(2 - 5/3)^2 = (1/3)^2 = 1/9
(35/3)2=(4/3)2=16/9(3 - 5/3)^2 = (4/3)^2 = 16/9
(3) 二乗の平均値を計算する(分散を求める)。
分散=(4/9+4/9+4/9+1/9+1/9+16/9)/6=(30/9)/6=(10/3)/6=10/18=5/9分散 = (4/9 + 4/9 + 4/9 + 1/9 + 1/9 + 16/9) / 6 = (30/9) / 6 = (10/3) / 6 = 10/18 = 5/9
(4) 分散の平方根をとる(標準偏差を求める)。
標準偏差=5/9=5/9=5/3標準偏差 = \sqrt{5/9} = \sqrt{5} / \sqrt{9} = \sqrt{5} / 3

3. 最終的な答え

標準偏差は 53\frac{\sqrt{5}}{3} である。

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