a, b, c は自然数なので、a≥1, b≥1, c≥1 である。 a′=a−1, b′=b−1, c′=c−1 とおくと、a′, b′, c′ は 0 以上の整数である。 a=a′+1, b=b′+1, c=c′+1 を a+b+c=6 に代入すると、 (a′+1)+(b′+1)+(c′+1)=6 a′+b′+c′+3=6 a′+b′+c′=3 a′, b′, c′ は 0 以上の整数なので、この式を満たす a′, b′, c′ の組み合わせの数を求める。 これは、3個の区別できないものを、3個の区別できる箱に入れる場合の数に等しい。
仕切りを2つ使うと考えると、3個の〇と2個の|を並べる順列の数に等しい。
例えば、〇〇|〇|| は a′=2, b′=1, c′=0 を表す。 よって、求める組み合わせの数は、
3!2!(3+2)!=3!2!5!=2×15×4=10 通りである。