三角形ABCにおいて、AD:DB = 3:2, AE:EC = 1:1である。 このとき、三角形ADCと三角形ADEの面積が、三角形ABCのどれだけになるかを求める問題です。
2025/6/7
1. 問題の内容
三角形ABCにおいて、AD:DB = 3:2, AE:EC = 1:1である。
このとき、三角形ADCと三角形ADEの面積が、三角形ABCのどれだけになるかを求める問題です。
2. 解き方の手順
まず、三角形ABCの面積をSとします。
(1) 三角形ADCの面積について:
三角形ADCと三角形ABCは、底辺をそれぞれDCとBCとしたとき、高さが共通です。
AD:DB = 3:2 より、AD = (3/5)ABです。
したがって、三角形ADCの面積は、三角形ABCの面積に、AD/ABの比率を掛け合わせたものになります。
AD/AB = 3/5
さらに、三角形ADCの面積を求めるには、ACを底辺と見たとき、点DからACへの垂線の長さを考慮する必要があります。
点AからBCへの垂線の長さをhとすると、三角形ABCの面積は (1/2) * BC * h です。
また、三角形ADCの面積は、(1/2) * AC * (DからACへの垂線の長さ) です。
高さの比率を考える代わりに、面積の比率を直接計算します。
三角形ADCの面積は、三角形ABCの面積に、AD/ABをかけたものになります。
これは、 と表されます。
(2) 三角形ADEの面積について:
三角形ADEの面積を求めるには、三角形ADCの面積から三角形EDCの面積を引くか、
あるいは三角形ABCの面積から三角形DBEと三角形EDCの面積を引く方法があります。
ここでは三角形ADCの面積を利用します。
三角形ADEと三角形CDEは、AD:DC = 3:2 です。
三角形ACEの面積は三角形ABCの面積の半分です。
三角形ADEと三角形ADCの高さは共通なので、面積比は底辺の比に等しくなります。
AE:EC = 1:1より、AE/AC = 1/2
したがって、
3. 最終的な答え
三角形ADCの面積は、三角形ABCの3/5です。
三角形ADEの面積は、三角形ABCの3/10です。