1, 2, 3, 4, 5の数字の中から異なる数字を使って4桁の整数を作る。 (1) 偶数は何個作れるか。 (2) 2400より大きい整数は何個作れるか。

算数場合の数順列整数
2025/6/7

1. 問題の内容

1, 2, 3, 4, 5の数字の中から異なる数字を使って4桁の整数を作る。
(1) 偶数は何個作れるか。
(2) 2400より大きい整数は何個作れるか。

2. 解き方の手順

(1) 偶数の場合
4桁の整数が偶数であるためには、一の位が偶数である必要がある。使える偶数は2と4の2つである。
(i) 一の位が2の場合:
千の位は2以外の4つの数字から選べる。
百の位は千の位と2以外の3つの数字から選べる。
十の位は千の位、百の位、2以外の2つの数字から選べる。
したがって、4 x 3 x 2 = 24個の整数が作れる。
(ii) 一の位が4の場合:
千の位は4以外の4つの数字から選べる。
百の位は千の位と4以外の3つの数字から選べる。
十の位は千の位、百の位、4以外の2つの数字から選べる。
したがって、4 x 3 x 2 = 24個の整数が作れる。
よって、偶数の個数は24 + 24 = 48個である。
(2) 2400より大きい整数の場合
(i) 千の位が2の場合:
2400より大きくなるためには、百の位が4または5でなければならない。
(a) 百の位が4の場合、十の位は0,1,3,5のうちいずれかを選ぶ必要があるが、今回は0,1は使えないので、3,5のうちいずれかを選ぶ必要がある。一の位は残りの1つを選ぶ。よって1×2×1=21 \times 2 \times 1 = 2通り。
(b) 百の位が5の場合、十の位と一の位は残りの数字から自由に選ぶことができるので、1×2×1=21 \times 2 \times 1 = 2通り。
よって、2+2=42 + 2 = 4通り。
(ii) 千の位が3,4,5の場合:
千の位は3通り、百の位は残りの4通り、十の位は残りの3通り、一の位は残りの2通り。
したがって、3 x 4 x 3 x 2 = 72個の整数が作れる。
よって、2400より大きい整数の個数は4 + 72 = 76個である。

3. 最終的な答え

(1) 偶数:48個
(2) 2400より大きい整数:76個

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